カルロ・マサラ『もしロシアがウクライナに勝ったら』【KCS Book Review】 No. 2
ドイツの著名な国際政治学者であるカルロ・マサラによる『もしロシアがウクライナに勝ったら』はシナリオ・プランニングという手法で、もしウクライナがロシアに戦争で負けたらという仮定の条件で思考実験を行なっている。それは架空の小説でもなければ、事実のみ書かれているルポルタージュや学術書でもない本書が持つ独創性の一つである。
ドイツの著名な国際政治学者であるカルロ・マサラによる『もしロシアがウクライナに勝ったら』はシナリオ・プランニングという手法で、もしウクライナがロシアに戦争で負けたらという仮定の条件で思考実験を行なっている。それは架空の小説でもなければ、事実のみ書かれているルポルタージュや学術書でもない本書が持つ独創性の一つである。
2025年1月20日、公開シンポジウム“KCS Strategic Foresight 2025” を開催いたしました。慶應義塾内外の専門家の知見を結集し、2025年の国際情勢を展望しました。
国際政治学の碩学、ハンス・モーゲンソー(Hans Morgenthau)はドイツで生まれたユダヤ系であり、法律家としてキャリアを積んだのちに、ナチスドイツから逃れてアメリカに渡った。アメリカではシカゴ大学を中心に、学術、政策の両面で戦後国際政治学を牽引した。本書はその著者を代表する古典的名著である。