【開催報告】
2023年2月1日（水）、戦略構想センターは北大西洋条約機構（NATO）の事務総長イェンス・ストルテンベルグ氏を招き、三田キャンパスにてセンター設立前のプレ・オープニングイベントを開催いたしました。
本イベントでは、伊藤公平塾長による挨拶の後、「NATOと日本――新しい安全保障上の現実へ向けた強力なパートナー」というテーマで、ストルテンベルグ氏による基調講演が行われ、ヨーロッパにおける安全保障上の変化とNATOの役割、日本とNATOの関係強化の重要性などが述べられました。
その後、鶴岡路人総合政策学部准教授（KCS 副センター長）による進行のもと、細谷雄一 法学部教授（KCS センター長）と森聡法学部教授（KCS 副センター長）が加わり、パネルディスカッションが行われました。
会場には塾生をはじめとして、塾内外の研究者等が計100名程度参加し、イベントの後半では、多くの質問やコメントが寄せられました。
Organizer
戦略構想センター（Keio Center for Strategy）は、世界情勢の不確実性と不透明性が増している中で、戦略研究、安全保障研究、国際政治研究、地経学研究などを総合して、通常の学部によって分かれている学問領域を横断する学際的・総合的な研究を行うために、2023年3月1日に慶應義塾大学グローバル・リサーチ・インスティテュート（KGRI）の下に設立されました。
In the midst of increasing uncertainties and unpredictability in the world affairs, Keio Center for Strategy (KCS) was established within the Keio Global Research Institute in March 2023 by synthesizing Strategic Studies, International Security Studies, International Relations, and Geoeconomics.