Keio Center for Strategy
2024年6月24日、当センターは日本経済新聞社ならびにスタンフォード大学アジア太平洋研究センターと共催で公開シンポジウム「インド太平洋地域の国際秩序を考えようーThe Liberal International Order in the Indo-Pacific」を開催いたしました。
セッション1「今日の欧州を明日の東アジアにしないために— 欧州とインド太平洋の安全保障の連接性を考える」では、欧州と東アジアの安全保障の連接性について、ウクライナ戦争から中国が得た教訓や、台湾統一に向けて必ずしも戦争にこだわらない中国と既存の国際秩序の破壊を目指すロシアの政策の違いなどについて議論がなされました。また、日米の対中政策における政治的な挑発と軍事的な抑止のバランスや、米大統領選の結果が進行中の戦争に与える影響についても様々な意見が交わされました。
公開された動画はNikkei Global Eventsチャンネルよりご覧いただけます。
【登壇者】
マイケル・マクフォール(スタンフォード大学教授/元駐ロシア米大使)
オリアナ・スカイラー・マストロ(スタンフォード大学フェロー/アメリカン・エンタープライズ研究所フェロー)
森聡(慶應義塾大学教授/KCS副センター長)
鶴岡路人(慶應義塾大学准教授/KCS副センター長)
【モデレーター】
藤井彰夫(日本経済新聞者論説主幹)