Keio Center for Strategy

16 February 2024

ザ・キャピトルホテル東急

【開催報告】
特別公開シンポジウム
「ロシア・ウクライナ戦争に揺れる世界秩序
ー国際社会と日本に何ができるのかー」

2024年2月16日、慶應義塾大学KGRI戦略構想センター(KCS)は「ロシア・ウクライナ戦争に揺れる世界秩序ー国際社会と日本に何ができるのかー」と題して、特別公開シンポジウムを開催いたしました。

冒頭、辻清人外務副大臣に基調講演をしていただき、欧州を中心に見られる対ウクライナ支援に向けた機運の高まりと課題、そして民間との連携を通して日本ができる支援の可能性について言及がなされました。

その後、パネリストである細谷雄一(KCSセンター長/慶應義塾大学法学部教授)、森聡(KCS副センター長/慶應義塾大学法学部教授)、廣瀬陽子(KGRI副センター長/慶應義塾大学総合政策学部教授)がそれぞれの専門の観点から戦争の現状と今後、そして、日本による支援の可能性について議論が交わされました。特に日本による支援に関しては、戦争や震災からの復興の歴史、そして、領土問題をはじめとしてロシアと長年議論を重ねてきた経験という2つの点でウクライナが日本に対して多くの期待を抱いているという点が指摘されました。

 

Organizer

戦略構想センター(Keio Center for Strategy)は、世界情勢の不確実性と不透明性が増している中で、戦略研究、安全保障研究、国際政治研究、地経学研究などを総合して、通常の学部によって分かれている学問領域を横断する学際的・総合的な研究を行うために、2023年3月1日に慶應義塾大学グローバル・リサーチ・インスティテュート(KGRI)の下に設立されました。

In the midst of increasing uncertainties and unpredictability in the world affairs, Keio Center for Strategy (KCS) was established within the Keio Global Research Institute in March 2023 by synthesizing Strategic Studies, International Security Studies, International Relations, and Geoeconomics.

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