Keio Center for Strategy
KCSは、不定期に外国人研究者・政策専門家をお招きして、「KCSエキスパートラウンドテーブル」を開催しております。
2025年7月8日、KCSは今年度第1回目となるエキスパートラウンドテーブルを開催いたしました。講師にアンキット・パンダ氏(カーネギー国際平和財団主任研究員)をお招きし、「『新たな核の時代』と日本の安全保障へのインプリケーション」という題でご講演いただきました。
13名の専門家が参加したラウンドテーブルでは、核秩序の複雑化を受けて大きな転換点を迎えている米国核戦力の近代化の問題点や、抑止破綻後の核使用のリスク、米国の同盟国が抱える拡大抑止に関する課題、第2次トランプ政権の核戦略、米国戦略コミュニティでの核をめぐる最近の議論などについて、講師と参加者との間で活発な議論が交わされました。