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2023年6月15日(木)ポーランド大使館にて、戦略構想センター、ポーランド大使館、Centre for Eastern Studies (OSW)共催のセミナー“Second year of Russia’s invasion against Ukraine and its implications for the international security”が開催されました。本イベントでは、ロシアのウクライナ侵攻が2年目となったことをうけて、Pawel Milewski(駐日ポーランド大使)と土屋大洋(常任理事・総合政策学部教授)の挨拶の後、細谷雄一(法学部教授・戦略構想センター長)がモデレーターとなり、Wojciech Konończuk(President of OSW)、Marek Menkiszak(Head of the OSW Russia Department)、Jakub Jakubowski,(OSW Deputy President, Head of China Department)、Adam Eberhardt,(Prime Minister’s Plenipotentiary for Supporting Reforms in the Republic of Moldova)の4名が、ウクライナ支援のあり方、制裁を含めたロシアとの向き合い方のほか、アジアおよび欧州の安全保障について議論されるとともに、日本とポーランドの協力の可能性について意見交換しました。またフロアとの質疑応答の後には、コメンテーターとして森聡(法学部教授)と佐藤雅俊(ラック・ナショナルセキュリティ研究所長)が各々の見地から総括を行いました。
本イベントの企画・準備は廣瀬陽子(総合政策学部教授、KGRI副所長)およびTomasz Gwozdowski(Counsellor, ポーランド大使館)が行い、慶應義塾とポーランド大使館はさらなる今後の協力についても議論しました。